関節班

下肢関節外科では青年期から老年期までの幅広い年齢層の下肢関節疾患(股関節・膝関節)を対象としています。本院は山梨県唯一の特定機能病院であり、重篤な併存症をもつ下肢疾患患者さんにも他科と連携して対応しております。主な対象疾患は変形性関節症、関節リウマチ、骨壊死、外傷などです。手術の割合は人工関節が最も高くなっており、感染予防のために歯科口腔外科による周術期口腔専門ケアを取り入れ、血栓症対策として早期離床、抗血栓薬投与、下肢エコー検査を施行するなど安全面に力を入れといます。

  • 前十字靭帯再建術など膝関節鏡視下手術などについては、国内有数の膝関節鏡視下手術を行っている国立病院機構甲府病院と連携し医療を提供しています。
  • 予定入院期間を超えてリハビリテーションが必要な場合には、県内県外のリハビリテーション病院と連携し、速やかなリハビリテーション治療継続を行っています。
  • 学会活動にも積極的に参加し、常に新しい情報・技術を取り入れてより良い医療を提供できるよう努力しています。

担当医師:谷口直史、小山賢介、高山義裕